STD Nyokki's Lab Ⅴ

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電子工作、バイク、パソコンを中心に記事を掲載しています。個人の日記代わりのブログです・・・

テスラコイルのDRSSTC化

DRSSTC(Double Resonant Solid State Tesla Coil)

日本語訳で、ダブル共振テスラコイル(日本語になってねぇ)でしょうか?

 

普通?のテスラコイルはSSTC(Solid State Tesla Coil)はSGTC(Spark Gap Tesla Coil)と違って半導体で駆動します。スパークギャップの方は元祖テスラコイルで・・・仕組みはググってね。

 

DRSSTCの場合は、SSTCの2次側共振だけでなく1次側も共振させて、インピーダンスを落とし、Q値を上げてより放電を大きくしよう(電流を増やそう)とするものです。

 

そこでまずは、現状のSSTCの共振周波数を測定することにしました。

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電流トランスを使って測ってみたところ、およそ232.8kHzという結果になりました。

 

また以前に2次コイルのインダクタンスを測定しておいたのが、24.98mHとあったので共振の式f=1/(2π√(LC))より対地容量のCが計算できますね。

これから対地容量Cは18.7pFということがわかりました。

 

本題はここからで

次は1次のコイルのインダクタンスを測定すると

小さい1次コイル2.3uH

中くらい6.2uH

大7.1uH

 

先ほどの式から1次コイルに直列につけるコンデンサの容量は

小20.3uF

中7.5uF

大6.5uF

と計算できた。

 

そして完成した0.2uFの共振用コンデンサがこれだ

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茶色のコンデンサは730V耐圧(1個)を直列に10個付けそれを2つ並列した。

 

ちなみにこんなものもある!!!

このコンデンサはセラミックコンデンサで耐圧40kV!!!!

ちなみにお値段1個あたり6000円、てことはここにあるだけで???

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