STD Nyokki's Lab Ⅴ

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電子工作、バイク、パソコンを中心に記事を掲載しています。個人の日記代わりのブログです・・・

プラズマスピーカーの駆動

前回にFBTを載せたものの、駆動風景がなかったので駆動させてみました。

最初FETは2SK796を使用して電源オンBlogPaint

がしかし、なぜか動いてくれない・・・
オシロスコープで出力波形を見てみると、出力の減衰が激しいので、オペアンプ、コンパレータの故障(滅多に起きない)を疑ってみるも、それではない。

次にインピーダンスマッチングを疑い、2SK796を疑ってみたところなんだか古そうなパッケージだ・・・

ネットでデータシートを見てみると・・・

3.5mΩ低いな・・・

ん!?

_人人人人人人_
> 3.5-5.0Ω <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

ひと昔前のFETはこんなにオン抵抗があったんですね・・・恐ろしい。


そこで、以前オークションにて格安で大量に手に入れた2SK4107に変更。
こちらはオン抵抗が0.33-0.4Ωと比較的普通。
 IMG_2516

すると、勢いよくビュワーと放電してくれました。


ただ、放電する部分がネジでこんな風になっており、放電が数カ所で起こり音が不安定になるので
(絵下手くそですいません)
BlogPaint

これを、こうしたいのです。
BlogPaint

そこで、もともと付いているボルトにネジを半田付けw
IMG_2517

異種金属を電子工作用の半田付けでつけようとする、バカです・・・

その結果、ぽきっとな
IMG_2519

ほんの数分で取れましたw

諦めて、安定のホットボンドで固定します。
こんな感じで、ねりあめは考案されました。
IMG_2520


そんで、調節するとこんな感じにジュワーとっな

IMG_2522


それで、これはプラズマスピーカーなわけで、オーディオ信号を入力すると(左の3.5mmジャックからオーディオ信号を入れます。)
IMG_2526

ちなみに、簡単に回路を説明すると
左の基盤で、オーディオ信号の増幅、オフセット電圧の設定。
右上の基盤で、三角波の生成。
右下の基盤で三角波とオーディオ信号を比較して、PWM信号を吐き出します。
本当は、右下の基盤にゲートドライバICがあったのですが、破損が激しく嫌になりましたw

PWM波形はこんな感じです。
IMG_2525



オーディオ信号はRLのステレオであるため、FBT一個じゃおかしいですよね??

てなわけで、ドンとな
IMG_2521


用意はしてあるんですが、電源がね・・・
IMG_2527

以前に、テスラコイルを駆動させた時にバンって音がしたんですよね・・・(使うなっていう)
それ以来、あまりにも大きい負荷をつなぐと強制停止しちゃうんですよね・・・
まぁATX電源なんか、いくらでも拾えるから問題ないんですけどねw


全体の風景
IMG_2514


明日は、音楽鳴らして動画撮ってみますね。