またまたブログをお休みしておりました。
動画の編集やらこれからお話するパッキンで忙しかったのです。
まずは動画の話から!
以前の記事で車両製作をすることになっていましたが、XR100モタードを作ろうと思います。
動画も出してるから是非みてね笑
なるべく安くXR100モタードを作ってみた 2話 ver1.1
なるべく安くXR100モタードを作ってみた 1話 ver1.0
続いてパッキンの話ですが、これは何かというと
キャブレターのフロートがある部分との接合部に使われているパッキンは結構複雑な形をしています。
値段もだいたい1000円ぐらいで1000円払うならモノタロウで耐油シートを買って作ってみようと思ったわけです。
それから考えると私はCNCを持っていたのでそれを使って半自動でできないものかと思い、今回やってみた感じです。
まずやってみたのは、キャブレターにインクを塗ってはんこのように紙に型を取ってそれを画像編集しようと考えてやってみました。
そしたらこんな感じで、失敗の連続・・・
原因はキャブレターに凹凸があることです。これのせいでまっすぐ押せないのです。
そこで次に考えたのは、逆転の発想でキャブ自体に色を塗る方法です。
こんな感じで色を塗り、一眼レフを使い高解像度の画像を撮影します。
これを画像編集してゴニョゴニョすると・・・
こんな感じのデータが取れます。
これを最初はJw_cadという日本で作られたフリーのcadソフトでトレースしようとしたのですが、私はjwcadにぜんぜん慣れておらず、挫折・・・
しかも画像処理で獲られたこの白黒の画像は0.数mmオーダーでずれており、使い物になりませんでした。
そこで、原点回帰!
画像から直接トレースすることにしました。
下のソフトは慣れているSolidworksです。初心者でも簡単に3Dcadが扱えるので神ソフトだと思ってます。
solidworksでトレースし、dxf形式で出力し、それをレーザー用のソフトに取り込むと下のようになりました。
solidworksで事前に大きさ、太さなどを調整してあるのでここではレーザーに命令を送るだけです。
そして試行錯誤を繰り返して
正規品 合格完成品
第一回製作品 数回製作品
といった感じです。
実際にはめてみるとぴったしでした。
これでちゃんと使えたらいいですね~~
ちなみに切削の様子