STD Nyokki's Lab Ⅴ

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電子工作、バイク、パソコンを中心に記事を掲載しています。個人の日記代わりのブログです・・・

GDT ゲートドライバトランスの製作と計測

今回作るテスラコイルはフルブリッジのゲートドライバトランス駆動にしてみることにしました。

 

そこで今回はGDTを作ってみたいと思います。

まず巻き数比ですが、特に昇圧、降圧しないので1:1:1にします。

コアは適当に家にあった物を分解して使用します。

 

なんか数キロ分もあるよ・・・

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そこで適当に同じコアを取り出してきて

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最終的に0.5のUEWを30巻き(150cm)巻くことで落ち着きました。

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100kHzだと少し歪みますが、立ち上がり、立ち下がりがほぼほぼ垂直です。

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200kHzでそこそ落ち着きます。

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300kHzと400kHzでは立ち上がりと立ち下がりの終わりで歪みが生じますが、まあいいでしょう?

貫通電流が多く流れそうなのが心配ですね。

 

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最初はそこらにあったビニール配線を使用していたのですが、あまりにもケーブルが太すぎてあまり巻けなかったのでUEWを使いました。(テスラコイル2次コイルの使い回し笑)

 

最後にスイッチング損失(スイッチングでかぶる時間をみてみました)

 この写真は100kHz時の物です。

スイッチング時間は188nsでした。

同じように

200kHz時180ns

300kHz時184ns

400kHz時184ns

500kHz時184ns

となりました。

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